練習、ラウンド中を問わず、突然、止まらなくなるシャンク。ゴルフのキャリアが長い人、中上級者のアマチュアゴルファーでも、突然この症状に襲われることがあります。
何を隠そう、僕自身、今でもたまに出ます。ただ、自分で対処法が分かっているので、練習、ラウンド中を問わず、落ち着いて対応できるようになりました。
そう、シャンクを完全に撲滅することは大事ですが、この安心感を持てるようになることが一番重要なことだと思います。
実践していることは、たった一つだけ。
今回は、僕が試行錯誤で色々試した結果、シャンク撲滅に最も効果が高く、即効性があると心から実感した簡単な練習方法をご紹介させていただきますね。
次のような悩みを持つ人に是非おススメしたい記事です！
・シャンクの原因が分からず、ラウンドに出るのが怖い。
・とにかく今すぐ、今日中にもシャンクを直したい。
僕がそうだったので、ほんっと気持ち分かります！少しでも参考になれば幸いです。
シャンクの原因 ~原因を深く考える必要はない？~
まず、シャンクとは、何でしょうか？
はい、上の写真のように、ボールがクラブのフェースではなく、シャフトの根本にあたり、ボールが大きく右に飛び出す現象ですね。
要はインパクト時に、アドレス時よりも、フェースのネック寄りに当たってしまうのですね。
それでは、いったいなぜ、こんなところに当たってしまうのでしょうか？
原因としてよく挙げられるのは、
などです。
どれも正しいと思うのですが、ゴルファーのレベルやフォームの癖によっても、原因は異なりますので、一概には言えない気がします。
長い間シャンクに悩まされた僕自身の考えですが、個人的には、原因を深く考えすぎる必要はないと思います。シャンクだけに焦点を当てて、今のフォームを矯正しようとするのは、却ってマイナスの影響が大きい。
初心者の頃は、フェースが開くから右に出るのだと、必死でフェースを閉じようとしたり、バンカーショットのように、コックのリリースを早くしたりして、却って基本フォームを崩したりしてました。笑
根本にあたってるのだから、もっとフェースの外側に当てる練習をすれば良いだけ。
既に出来ている基本フォームを崩すことなく、適正なフォームに直す。長い間シャンクに悩んだ僕が、最も効果があると実感できた簡単な方法を紹介しますね。
シャンクの直し方 ～ これだけを練習すればよい ~
僕の場合、平均スコアが90台になり、ようやくアベレージゴルファーの仲間入りをしたと思った頃に、突然シャンクが始まりました。
練習の時には一切出ていなかった、寧ろ今日は好調かなと思って臨んだある日の会社コンペ。ラウンド前の練習場で突然シャンクの連鎖が始まったのです。
ショートアイアン、ミドル、そして最後はドライバーまでまともに当たらない。本当に恐ろしくなり、ラウンド開始までに必死で直そうとしましたが。。。
今でも思い出したくないですが、その日は散々。1ホールに1回はシャンクが出るような状況で、周りの若手初心者よりもひどい自分に情けなくなりました。
以降、インドアゴルフのレッスンに通ったり、ネットで色々なプロコーチの動画を調べたり、本当に色々と試行錯誤しました。
結論から言えば、自信を持ってシャンクを克服したと言えるようになるまでに、数か月かかりました。長期化したのは、精神的なトラウマもあったと思います。
そんな数ある情報の中で、根本的なフォーム修正の効果があり、且つ即効性があると僕自身の経験で実感している練習方法が以下です。
たったこれだけです。
最初は、自分でも驚くほど、遠くに置いたもう一つのボールも一緒に打ってしまうと思います。4cmくらい離しても当たるかもしれません。
よって、練習場によっては周囲に危ないので、ボールの代わりに、ゴムティから3cm手前にボールを置き、ボールだけを打つ練習をするのでも構いません。
大事なのは、シャンクの原因やフォームの修正を一切考えないこと。ただひたすら、目の前のボールだけを当てられるようになるまで練習する。
但し、1度の練習で安心しないことが大切。スイングの再現性が低い我々アマチュアゴルファーは、日にもよるのです。出たり出なかったり。
ただ、特徴としていえるのは、一度出ると必ず連続する傾向があること。大事なのは、そこでいちいち悩まないことだと思います。
我々アマチュアゴルファーのスイングの再現性レベルであれば、たまに出て当たり前なのです。落ち着いて淡々と練習を続けること。シャンクが出る頻度は確実に減っていくはずです。
尚、これは即効性があるので、ラウンド中も使える方法です。ラウンド中は、ボールやティを置くことはできないので、置いてあることを意識するだけ。
ラウンド当日、開始までに時間あれば、是非この練習をしておくことをおススメします。シャンク矯正に加え、正しい軌道と正しいフェース面でボールを捉える練習にもなると思いますので。
まとめ
まとめると、シャンクを直す練習方法は以下の通り。
練習の場合：
ラウンド中でシャンクが出た場合：
なお、冒頭でも申し上げた通り、僕自身、未だにシャンクが出ることがあります。ただ、この自分にとって有効な対処方法が分かっているので、パニックになることはもうありません。
もちろん、僕は皆さんと同じアマチュアゴルファーなので、この対処法が必ず全員に効くと断言することは出来ません。
ただ、重要なことは２つだと思っています。
プロゴルファーですら出る人もいるのですから、スイングの再現性の低いアマチュアの我々はなおさらです。しかも人によって原因はさまざま。
仮に残念ながら本番中に出てしまったとしても、
「おーっと、ここで来るかあ。。。苦笑」
くらいに気楽に構えて、とにかくせっかくのゴルフを楽しみましょう。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
対処法が分かっていれば、絶対に大丈夫です！
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