アベレージゴルファーにありがちな右肘内側のピリッとした痛み、通称ゴルフ肘、正式には上腕骨内側上顆粒炎(じょうわんこつないそくじょうかえん)と呼ぶそうです。
同様に、右の中指や薬指の関節から付け根の腫れや熱感を伴う痛み。
これは腱鞘炎になりかけている可能性があるそうです。
あくまでも僕自身の経験ですが、半年以上続いたこれらの症状が、約1か月でほぼなくなるまでに劇的に改善した簡単なストレッチをご紹介します。
但し、今回の記事はあくまでも、僕自身の経験の共有をさせていただくものです。
参考になれば嬉しいですが、少しでも不安のある方は専門家の診断を仰ぐことをお勧めします。
自己責任でご判断くださいね。
ゴルファーの右肘と指の痛みの症状
ある日のことです。
お風呂でシャンプ―のフタを上からプッシュした時に、右肘内側にピリッとした痛みを感じました。
昨今の環境下、週末のラウンドが減った代わりに、近くの室内ゴルフレンジに通う頻度(※)が増え、ちょうど1年くらい経ったころでしょうか。
それから半年くらい特に気にせずに、同じ頻度で練習したり、ラウンドも再開したりしていました。
プレーをしているときは気にならないのですが、終わってからはそこそこ痛む。
ところが、そのうち今度は左肘にも同様の痛み、さらには右の中指の付け根に腫れと熱感を伴う痛みを感じるようになったのです。
ただ、どちらも日常生活に支障が出るほどではない。
日中は気にならないが、モノを持ち上げようとした時などに痛みがある。
特に指の方は、朝起きた時に上手く指が開きにくい、やっと開いた瞬間に痛みを感じる、といったレベル。
まとめると、
少し不安になり、ちょうど同じくらいの頻度(※)でゴルフをしているゴルフ仲間に、「オレ、実はここ数か月くらい、ここが痛いんだけど。練習し過ぎかな?」と聞いてみたところ、なんとその彼も
「オレも、オレも!」
と、右肘に全く同じ症状。笑
左肘や指の痛みまではないようでしたが。
自分だけでないことに少し安心(笑)すると同時に、さすがに気になってネットで調べてみました。
さすがに放っておけない。
悪化したら手術が必要になるケースもあると。
とは言え、ゴルフの練習はやめたくない。なんとか自力で治せないか?
早速ネットで色々調べた中で、一番簡単そうなストレッチを選択。
自分なりに多少アレンジしつつ、ひたすらひと月ほど続けたのです。
本来であれば決して勧められることではありませんが、ゴルフの頻度も然程変えませんでした。
(1月の真冬ということもあり、若干練習の球数が減ったかもしれません。)
その結果・・・
左右ともに肘の痛みは、ほぼなくなりました。
痛みがあった個所は、マッサージのようにこするだけでも痛かったのですが、場所が特定できないくらい。
多少強めにぐりぐりと押して初めてやや痛みがあるかも、という程度です。
右手の中指と薬指も、熱感と腫れが劇的に改善。
ギュッと手を握ると、若干違和感は残っていますが、痛みはない。
手の平の指の付け根の辺りも押すと痛かったのですが、それもなくなりました。
僕自身の場合は、重症化するギリギリ手前で、幸運だったのかもしれません。
ただ、半年間全く改善しなかった痛みが、簡単なストレッチの継続でほぼ治ったのは、かなりの驚きでした。
多少の痛みだけだと、なかなか練習もラウンドもやめられないんですよね・・・。でも本当は休養が一番いいのです。
ゴルファーの右肘と指の痛みに効くおススメのストレッチ
早速紹介しますね。
とても簡単です。(以下右手の場合)
座ったままでも、立っていても可能。
お風呂につかりながらやると、より効果的だと思います。
また、両手を使わなくても、テーブルの端などに指を押し当ててやると楽かもしれません。
時間なければ、①~④だけでもいいですし、⑤や⑥だけでもいいです。
④で10数えると言いましたが、これも別にこだわる必要はありません。
繰り返しになりますが、③手のひらから肘までの筋が伸ばされている状態を感じることが、一番大事だと思います。
あとは、自分なりのやり方を見つけて、とにかく、毎日続けること。
朝起きてからでも、TVを見ながらでも、思い出すたびにこのストレッチを習慣にようにやってました。
1日の間に3-4セットはやっていたと思いますが、1セットやるかやらないかの日もありました。
あまり気にせずマッサージのつもりで気軽に続けると良いと思います。
実際、仕事終わって家でくつろいでいる時にやると、気持ちいいですし。
結局、僕の場合は、2-3週間で指の症状が改善し始め、次に肘が良くなり、ほぼ1か月で痛みの場所を特定できないほどよくなりました。
ストレッチも絶対に無理はしないでくださいね。
焦らずに、マイペースで。
おわりに。予防が大切。
そもそも原因はなんだったのか?
正直分かりませんが、一つ言えるのは、コロナ禍の中で、練習の頻度が圧倒的に増えてからの症状であること。
要は、練習のし過ぎが主因の一つだったと思います。
これにグリッププレッシャーが強すぎるなどの、アベレージゴルファーの技術的な問題も加わったのでしょう。上級者のゴルフ仲間からはあまり聞いたことがないので。笑
ただ、今だから言えるのですが、間違いなく予防は出来たと思います。
何だと思いますか?
腕や肩甲骨周り、腰などは習慣でやるのですが、指のストレッチは僕にとっては完全に盲点でした。
今は、練習前もラウンド前も、前項で紹介したストレッチを必ずやるようにしています。
生涯現役!が僕の目標です。
ゴルフを通じて、いつまでも怪我無く健康に過ごせるよう、一緒に頑張りましょう。
最後まで読んでいただいて有難うございました。
練習前に指のストレッチまではやらない人が多いのでは?
この記事を機会に是非やるようにしてみてください。
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