一般的に、アマチュアゴルファーの平均飛距離は、男性で200~220ヤードと言われています。僕もそうですが、やはりゴルフは何歳になっても、出来る限り遠くへ気持ちよく飛ばしたいですよね。
それでは、プロゴルファーの平均飛距離はどのくらいなのでしょうか?
日本ツアー(JGTO)、そしてゴルフの世界トップクラスが集結する米国ツアー(USPGA)を中心に、男女別に統計データを調べてみました。
年齢を問わず、飛距離に拘る全てのアマチュアゴルファーの方の参考になれば幸いです!
日本は米国にどのくらい遅れているのか?日米の格差についても分析してます。
男子プロゴルファーの平均飛距離は?
まず、プロゴルファーの平均飛距離はどのように計測されるのでしょうか?
米国ツアーの場合、以下のように定義されています。
・ラン = ボールが着地してから止まるまで転がる距離
・飛距離 = キャリー+ラン
平均飛距離の計算方法ですが、例えば、米ツアー2021年シーズンの第1位は、今や米ツアーで圧倒的な飛ばし屋として有名なブライソン・デシャンボーを例にとると以下の通りです。
同様にして計算された、2021年シーズンの全体結果は以下の通り(単位:ヤード)。
世界最高峰と言われる米国ツアーで290ヤード台後半。
結論としては、世界の主要ツアー全体平均で概ね290ヤード台前半といった水準と推測できるかと思います。
尚、日米を比較した場合、一見平均飛距離では大差ないように見えますが、過去に遡って調べると、ここには見かけの数字以上に大きな差があることが分かります。
道具の進化もあり、年々右肩上がりで伸びている平均飛距離ですが、米国ツアーの2003年シーズンの平均飛距離が285.9。つまり、日本の今のレベルは、米国の18年前にやっと追いついたと言える状況なのです。
えっ?そんなに。。。と、ちょっと驚きませんか?
また、全体の中で平均飛距離が300ヤードを超えるツアーメンバーの人数を見ると、米国ツアー61名に対し、日本ツアーはわずか8名しかいません。
全体レベルとして、平均飛距離で欧米トップクラスに追いつくのは、まだまだ時間がかかりそうです。
ちなみに、平均飛距離で初めて300ヤードを超えたのは、1997年シーズンで302ヤードを記録したJohn Daly。全体平均がまだ267.3ヤードだった時代。全盛時代のTiger Woodsを凌ぐと言われた屈指の飛ばし屋です。
女子プロゴルファーの平均飛距離は?
それでは、女子プロゴルファーの平均飛距離はどうでしょうか?
米国ツアー、日本ツアーの女子プロの平均飛距離は以下の通り。
世界ランクで、第9位(2022年2月3日現在)につける畑岡奈紗選手の平均飛距離は260.7ヤード(米ツアー53位)。身長は158cmと小柄ですが、この飛距離!
日米格差はありますが、飛距離が体格やパワーだけに依拠するものではないことを証明していますよね。僕らアマチュア男子は、ほんと参考にしたいです!
まとめ
以上をまとめると、プロゴルファーの平均飛距離(世界の主要ツアーの平均)は、次のように推定できそうです。
ちなみに、僕の場合、いつも練習で行くインドアゴルフのシュミレーター(GDR)のデータ記録をスマホに保存しているのですが、直近2年(2020年~21年)の平均キャリーは215.2ヤード(平均飛距離233.6)でした。
ゴルフは飛距離ではないと言いますし、それは正しいのですが、やはりアマチュアゴルファーの本音としては飛ばしたい。特に男性のアベレージゴルファーは、まずは女子プロの平均飛距離を目指したいところです。
もちろん、既に達している方も少なからずいるとは思いますが、安定して平均ベースでとなると、大半のゴルファーにとって簡単ではない水準だと思います。是非一緒に頑張って行きましょう!
今回も最後まで読んでいただき、有難うございました。
女子プロとは言え、一般男性であれば、パワーで大きく劣ることはないはず・・・と分かってはいるんですよね。笑
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